訓練日誌20 ユーザーインターフェイス基礎②

2025/08/23

本日は、ロゴ制作の考え方を学び、制作準備をしました。

ロゴの役割とは

ロゴは、企業や製品を象徴となるマークで、単なる装飾ではなく、会社の理念や歴史を表現します。一度制作されたロゴは、数十年、場合によっては何百年と使われ続けることもあるので、普遍性のあるデザインにすることが大切です。

また、ロゴは使われる媒体によって大きくも小さくも表示されるため、どんなサイズでも認識しやすいデザインが良いでしょう。


ロゴの作り方のプロセス

ロゴ制作では、ピクトグラム制作と同様に、企業や製品の特徴(商品内容や歴史、価格帯、場所などの情報)を言葉にして整理します。出てきたキーワードをもとに、デザインを具体化していきます。

完成したロゴは見た目だけでなく、今後の運用も想定して色の指定や細かい設定を決めて、どんな媒体でも同じ印象を与られるように制作します。

実際の仕事でロゴを作る場合は、自分の好みで色やテイストを決めるのではなく、依頼者のイメージに寄り添って作成することが重要です。1回の作成で10案ほど提案し、そこからさらにイメージに近づけるため、ブラッシュアップしていく進め方が多い。

制作時のポイント

  • Photoshopで作成すると、拡大して使う際に解像度に影響が出るため、基本的にはIllustrator出で作成することが多い
  • 文字部分はアウトライン化必須
  • 線データもアウトライン化した方が、全体を拡大縮小した際に印象が変わりにくい
  • 透明部分は白にしない
  • 色指定は、WEBの場合はRGB、印刷の場合はCRGBにする

ロゴ制作草案考えてみた!

ということで、実技で作成するロゴ制作へ向けて、草案を考えてみました。

テーマ:架空のゴルフ場(施設名:ネオゴルフクラブ風見ヶ丘)

コンセプト:若者や女性も行きたくなるようなオシャレなゴルフ場!

特徴(ロゴマークに入れる要素)

  • ゴルフボール
  • グリーンとピンフラッグ
  • ゴルフクラブ
  • カート

以下、ラフになります。

わたしの所感

ピクトグラム制作では「対象をシンプルに表すこと」の難しさを感じましたが、ロゴ制作ではさらに「最初のアイデアをまとめること」がとても難しいと感じました。要素をたくさん盛り込みすぎるとポスターのようになってしまうし、逆に削りすぎると他の会社のロゴと似てしまいます。普遍性を持たせながらも、その会社らしいオリジナリティをどう出すかがロゴ制作の一番の難しさだと思いました。

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