8月16日(土)
本日の授業では、履歴書作成の基礎について学びました。
履歴書について考えてみよう!
本日のポイント:履歴書は自身の「現在」
そもそもモノづくりの仕事に就くためには、
- 履歴書
- 職務経歴書
- ポートフォリオ
この3点が必要になります。
履歴書は学歴や職歴をまとめる基本の書類、職務経歴書は業務内容やスキルを伝えるためのもの、そしてポートフォリオは自分の成果物を見せる「作品集」のような役割を持っています。特にクリエイティブ職では、ポートフォリオがとても重要になると教わりました。
ポートフォリオは「未来」に対し、履歴書は「現在」を表すモノ!
書類選考では内容だけでなくマナーも厳しく見られるとのこと。封筒に三つ折りで書類を入れていたり、誤字脱字や記入漏れがあったり、クリアファイルに入れずに提出すると、それだけで落とされてしまう可能性もあるそうです。逆に、ちょっとした手書きのメッセージを添えると、採用担当者に好印象を与えられることもあるとか!
また、今後のカリキュラムでは名刺を作成する授業もあり、面接時に渡すと企業側に良い印象を持ってもらいやすいとのこと。履歴書や職務経歴書は「出せばいい」ものではなく、相手に配慮できているかどうかが評価に直結するのだと感じました。
生成AIで履歴書・職務経歴書を効率的に作る
履歴書や職務経歴書の作成は、時間と手間がかかる作業ですが、生成AIを活用して大幅に効率化することができます!文章の整理や表現のブラッシュアップに活用することで、短時間で整った書類を作ることが可能になります٩( ‘ω’ )و
最近では、多くのAIツールがあり、今もどんどん新たなツールがリリースされています。今日紹介してもらったツールは以下の通りです。
- ChatGPT:文章作成や要約、表現のブラッシュアップに便利
- Gemini(旧Google Bard):自然な言い回しや文章の提案が得意
- Notion AI:メモや整理と組み合わせて書類作成を効率化
- Catchy / Jasper:ビジネス文書向けに強く、短時間で整った文章を生成
- ELYZA / LLM for JP / SAKUBUN:日本語特化型で自然な文章が作りやすい
- Magic Write / AIのべりすと / PlayAI / ぷれあい:アイデア出しや文章補助に便利
- Apple:生成AIを活用した文章作成機能に力を入れている
プロンプトの使い方のポイントと注意点
AIを効果的に使うには、適切な指示(プロンプト)を出すことが大切です。
- 目的から逆算して試す
- 複数のAIツールを使って文章を比較・改善する
- 文字数を指定して要点をまとめやすくする
(例:「〇〇について〇〇文字で教えてください」) - 一度に依頼せず、内容を分割して順に依頼する
(例:「〇〇について教えてください」→「この文章を〇〇文字で要約してください」→「この文章をビジネス用語に変えてください」)
注意点
- AIの情報は間違っている場合もあるため、必ずファクトチェックを行い、確認すること!
- 生成した文章をそのまま使わず、自分の言葉に置き換えたり、不自然な表現などは修正すること!
- そのまま使用すると誤解を招いたり、いかにも生成AIで作ったことがバレてしまうこともある!
生成AIを使わなくても使っても、手抜きなものは見抜かれてしまう!
これらのポイントを意識することで、AIを効率的に活用しつつ、自分らしい履歴書や職務経歴書を作成することができます。
実際に生成AIで文章を比較してみた!
実際に、chatGPTとGeminiの両方で同じ質問をして、どのような回答が返ってくるか試してみました。質問は「就職活動の極意を一言でお願いします」というものです。
就職活動の極意を一言でお願いします。
chatGPT:「自分らしさを誠実に伝え、相手にとっての価値につなげること。」
Gemini:就職活動の極意は 「自分と向き合う」 ことです。
両者とも、就職活動で大切なのは自分自身を理解し、それを適切に表現することだという点では共通していますが、表現の仕方は異なっています。このように、ツールごとに表現が違ってくるので、自分の好みに合わせていろいろなAIツールを使い、文章をどんどんブラッシュアップしていくのが良いのかなと感じました。
わたしの所感
これまでの人生で履歴書を提出したのは二回あり、初めて提出したのは高校を卒業して就職したときでした。学校の先生に言われるまま手書きで作成しましたので、何度も間違えては書き直したことを思い出します。・・・遠い昔の青春時代です。
今回の授業で改めて感じたのは、履歴書は内容だけでなく、提出までのマナーも選考の基準になるということです。提出の際には、履歴書を見る人の立場に立ち、気持ちよく読んでもらえるよう心がけたいと思いました。
また、生成AIを使う際も、そのままの文章を使うのではなく、自分の言葉に置き換えて伝えることが重要だと再確認しました。AIが作った文章って、「AIが作った文章だなぁ〜。」って感じがしますよね。AIを上手に活用して、自分らしさを失わない履歴書を作りたいです。
先生がよく言う「言葉もデザイン」という考えがすごく好きなのですが、それを意識しながら、より相手に好印象を感じてもらえるようにしていきたいと思います。




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